ジメジメした梅雨時、皮膚にはさまざまな病原体が付きやすくなします。
そこで特に気を付けたい症状を紹介します。
水虫(足白癬)
白癬菌というカビが皮膚表面に寄生することで発症する疾患です。
痒みを伴う水ぶくれができ、皮がむけます。
特に蒸れやすい足の小指の股や足の裏でおこりやすく白くふやけてただれることもあります。
正しい治療をしないと水虫の所がかぶれて感染し、足が腫れ、痛みで歩けなくなることもあります。
予防には、外出から帰った時に足を洗います。
家族に水虫の人がいる場合は、脱衣所などでは別の足ふきマットを使いましょう。
とびひ(伝染性膿痂疹)
乳幼児に起こりやすい疾患で、皮膚が赤くただれ、かさぶたができます。
カサカサした皮膚や虫さされをかいていると、皮膚に傷がついて黄色ブドウ球菌という細菌が皮膚のうえで繁殖します。
かいていると、どんどん周りの皮膚にうつるので「とびひ」と呼ばれます。
とびひになってしまったら、患部を石鹼の泡で洗浄後シャワーで洗い流し、薬を塗ってカーゼで覆います。
症状によっては飲み薬が必要になることもあります。
気になる症状があるときは早めにかかりつけ医に相談しましょう。
いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。
医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。
世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
※アンチエイジングとは抗加齢のことです。
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