医療法人 板倉内科医院 京都市 西京区 内科 病院  板倉内科医院

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逆流性食道炎



通常口から入った食べ物は、食道から胃に向かって一方通行で降りていきます。
食道と胃の間には下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)という筋肉があって、
食べた物が逆方向には戻らないように交通整理がされているからです。
胃に入った食べ物は、胃で分泌される酸性度の高い胃酸と消化酵素の含まれた胃液に
よって分解されますが、消化中の食べ物と胃液が何らかの理由で食道に逆流してしまう
ことがあります。
胃には自分で分泌した胃酸を防御する働きがありますが、食道には防御機能がありません。
この無防備な食道に胃酸が逆流すると、胃酸にさらされ続けた粘膜には炎症が起き、ただれや
潰瘍ができることがあります。これが逆流生食道炎という病気です。


○原因
・加齢による胃や食道の筋力の衰え
 加齢によって下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)の働きが弱っているとともに、
 食道自体のぜん動運動も減り、唾液の分泌量も少なくなっているために逆流した胃液を胃に
 戻せなくなっている可能性があります。

・脂肪分の摂り過ぎが胃や食道の筋力を弱めている
 脂肪分の多い食事は消化に負担がかかり、脂肪の消化に関わるホルモン物質が大量に
 分泌され、下部食道 括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)が弛んで胃液が逆流しやすくなります。
 また、たんぱく質の多い食事も消 化に時間がかかり、胃に長く滞留して胃酸分泌が続き、
 その結果逆流する可能性が高まります。

・姿勢の悪さ
 背中が曲がっているとお腹が圧迫され胃にかかる力が強まるため、胃液の逆流が起こりやすくなります。

○症状
胸やけがする、胸が重い(苦しい)、酸っぱいものや苦いものがこみ上がってくる、
ゲップがよく出る、喉に違和感がある、喉がイガイガする、咳が出る、腹部に膨満感がある


○予防
・胃に負担がかかりやすい食事を摂りすぎない
 酸味の強い食品、香辛料、ケーキなどの甘いもの、酸味の強い柑橘類 など

・胃への刺激が少ないものを適度に食べる
 日常生活において消化に悪い食べ物を減らし、できるだけ胃への刺激が少ないものを腹八分目に
 食べるとい う習慣が予防策になります。

・胃に圧力がかかる生活習慣を減らす
 前屈みの姿勢は避ける、お腹をベルトやコルセットなどで締めすぎない、肥満に注意する など

・就寝時にも逆流を避ける習慣を
 食後すぐに横にならない、上半身を少し高めにして眠る(胃の中のものが逆流しにくくなる) など
このように逆流性食道炎は生活習慣の見直しと薬物療法で改善する事ができますが、食道に
起きている炎症はすぐに治るわけではありませんので完治するまでは治療を続けることが大切です。

何か気になる症状がある場合は気軽に当院へお越しください。

医療法人 創志会いのちを大切に守りをはぐくむ。

いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。

医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。

しくま脳神経外科クリニック 院長 志熊 道夫 板倉内科医院 院長 志熊 利枝子
  • 医療法人 創志会
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しくま脳神経外科クリニックアンチエイジングは脳の健康から。脳の健康を守り治療することで元気な毎日。

世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
※アンチエイジングとは抗加齢のことです。

しくま脳神経外科クリニックアンチエイジングは脳の健康から。脳の健康を守り治療するkとおで元気な毎日。

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(脳神経外科疾患の治療・手術適応の検討・脳神経外科手術の専門医紹介など)
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