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アトピー性皮膚炎



アトピー性皮膚炎は本来中学生ぐらいまでに4分の3が治っていく子どもの病気ですが、こじらせてしまった大人の患者が増えています。長期化すると治りにくくなりますが、適切な治療を受ければ症状のコントロールは十分可能です。

症状
アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹を主症状とし、よくなったり悪くなったりを繰り返す病気です。多くの場合、家族に同じ病気の人がいたり、気管支喘息など他のアレルギー疾患を併せ持っていたりします。
発端は皮膚のバリア機能の異常にあると考えられています。バリア機能が低下すると、皮膚は乾燥してカサカサになります。外界の異物も体内に侵入しやすくなり、刺激物質が炎症を起こしたり、特定の物質にアレルギー反応が起こるようになったりします。炎症が続くと、真皮にあるかゆみを感知する神経が表面に伸びてきて、汗や紫外線、衣服がこすれるなどのちょっとした刺激でも強いかゆみを感じるようになります。かゆいからと頻繁にかいていると、皮膚が壊れてさらにバリア機能が低下します。すると、乾燥がひどくなってかゆみが増すのでさらにかくという悪循環に陥ります。かくことが習慣になると、皮膚はコワゴワして厚くなります。これを苔癬化(たいせんか)といいます。こうなると治療が難しくなるので、かゆみと掻破の悪循環を断ち切り、苔癬化を防ぐことが大切です。


治療
①薬物療法、②スキンケア、③悪化因子対策が三本柱です。

①薬物療法
基本は炎症を抑える塗り薬を適正な量、きちんと塗ることです。薬物療法の効果を上げるには、定期的な通院が欠かせません。薬を切らさないようにするのはもちろんですが、炎症を鎮めると同時に、悪化を防ぐためにはかゆみ対策も非常に重要です。

②スキンケア
バリア機能が低下した皮膚は、ちょっとした刺激でも炎症やかゆみが生じやすくなっています。この状態を改善するために行うのが保湿剤を使ったスキンケアです。1日2回、夜は入浴して肌が潤っているうちにできるだけ早く実行しましょう。

③悪化因子対策
最大の悪化因子はアレルゲンではなくかくことで、かく原因になるストレスを軽減することが何より大切です。ストレスをできるだけ避けるようにし、たまったストレスを発散する自分なりの方法を見つけましょう。悪化因子とされるものの1つに、汗があります。汗が残っていると皮膚への刺激になるので汗をかいたらシャワーを浴びるなど習慣をつけましょう。

皮膚を清潔に保つことは皮膚トラブルを防ぐうえでとても大事です。洗浄料をしっかり泡立てて、こすらずなでるようにやさしく洗いましょう。

アトピー性皮膚炎を改善するカギは、
・かかない
・塗り薬は適正量を使う
・スキンケアを続ける
の3つです。どれも患者さん自身がすることなので、本人の意識や治療への取り組み方が病状に反映します。正しい知識のもと、主体的に治療に取り組み、上手にコントロールしましょう。
何か気になる症状がありましたらいつでもご相談ください。



医療法人 創志会いのちを大切に守りをはぐくむ。

いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。

医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。

しくま脳神経外科クリニック 院長 志熊 道夫 板倉内科医院 院長 志熊 利枝子
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しくま脳神経外科クリニックアンチエイジングは脳の健康から。脳の健康を守り治療することで元気な毎日。

世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
※アンチエイジングとは抗加齢のことです。

しくま脳神経外科クリニックアンチエイジングは脳の健康から。脳の健康を守り治療するkとおで元気な毎日。

●脳神経外科専門外来
(脳腫瘍・脳卒中・てんかん指導など)
●セカンドオピニオン外来
(脳神経外科疾患の治療・手術適応の検討・脳神経外科手術の専門医紹介など)
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