乳がんの発生に強く影響を与えるのは、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンです。
エストロゲンは、性成熟期の女性の健康と、妊娠・出産を支える重要なホルモンであり、乳腺組織を刺激し、乳がん発症に関係すると考えられています。
〈危険因子〉
・初潮年齢が早い(11歳以下)、又は閉経が遅い(55歳以上)
・初産年齢が高い
・妊娠・出産数が少ない、又はない
・家族に乳がん・卵巣がんになった人がいる
・肥満、アルコールの摂取量が多い、欧米型の食事を好む
・ホルモン補充療法を受けている
〈月に一度は自己検診を〉
40代後半~50代前半が発症のピーク。少なくとも2年に一度は乳がん検診を心掛けましょう。
20代~30代の方は、月に一度は自己検診をするようにしましょう。
~自己検診のポイント~
・乳房の一部が盛り上がっていないか
・皮膚のへこみはないか、ひきつれはないか
・乳首が陥没していないか、爛れていないか
・乳首(乳頭)から、透明・茶色・血液のような汁が出ていないか
乳がんは、早期発見し治療を行えば治る確率の高いがんです。
自分の身体と向き合い、何か気になることがあれば1人で悩まずに相談して下さい。
いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。
医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。
世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
※アンチエイジングとは抗加齢のことです。
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