ひな祭りは3月3日に行われる行事で、「上巳(じょうし)の節句」「桃の節句」とも
呼ばれる五節句のひとつです。
ひな祭りの由来には諸説ありますが、もともとの起源は古代の中国で行われていた
お祓いの風習だといわれています。
三月上旬の巳の日に、草や藁で作った人形で自分の体を撫でて穢れを移し、それを
川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習がありました。
また一方、貴族階級の女の子の間では、紙の人形を使った遊び、今で言うところの
「おままごと」が流行っていました。これを「ひいな遊び」と言うのですが、このひいな遊びと
川に流す人形が結びついて「流し雛」が誕生しました。
さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで川に流すのではなく家で
飾るように変化していきました。
これが、ひな祭りの由来と言われています。
ひな祭りに雛人形を飾るのは、昔の人形や流し雛の風習の通り、お雛様に女の子の
厄災を身代わりに引き受けてもらうためです。
また、厄払いの意味があるので一夜飾り(3月2日から1日だけ飾ること)は避けるべきと
され、遅くとも2月の中旬くらいまでには飾らないといけないと言われているのです。
また、桃の花には元々「魔除け」や「長寿」のパワーがあるとされていました。
中国では上巳の節句には、桃の花を愛で、桃の花を漬けたお酒を飲み、桃の葉が入った
お風呂に入って邪気祓いを行っており、また旧暦の3月3日はちょうど桃の花が咲くころだった
ことから、ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。
ひな祭りを別に「桃の節句」と呼ぶのも、こうした背景があるからです。
ひな人形のお雛様は、単純にお内裏様との夫婦というだけではなく、女の子の厄を引き受けて
くれる有り難い存在だったのです。
そうしたことを知ると、お雛様を扱う手も今までより慎重に丁寧になりそうですね。
いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。
医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。
世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
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