桜の時期はあっという間に過ぎ、暖かさを感じ始めたかと思うといつの間にか日中は汗ばむほどの陽気になりましたね。
一瞬で過ぎ去ってしまいましたが、皆さん今年の桜を楽しむ事はできたでしょうか。
お花見は私たち日本人が昔から慣れ親しんできた行事ですが、日本特有の
風習といえます。そこで今回は、お花見の起源とともに海外との文化の違いをご紹介します。
お花見には、貴族の花見と農民の花見の二つのルーツがあったそうです。
奈良時代の貴族は、はじめは中国から伝わった梅の花を愛でる梅花の宴を
行っていましたが、平安時代になると花見といえば桜をさすようになります。
一方、農民の間には、春の桜の咲く頃に酒やご馳走を持って近くの山に入り、
皆で飲んだり食べたりしながら一日を過ごす「春山行き」「春山入り」と呼ぶ行事が
あったそうです。これは冬を支配していた神を山に送り帰し、田の神を里に招く行事で、
農民たちは桜の咲き具合によって豊作・凶作を占いました。当時の農民たちにとって、
花見は豊作を祈願するための農耕儀礼だったのです。
この2つの貴族文化的な花見と農民文化的な花見とが結びつき、江戸時代中期に
庶民の楽しみとして広く定着し、それが現在にまで繋がる花見となったのです。
海外にも美しい桜の名所がありますが、多くは日本が友好や親善の証としてかつて
自治体などに寄贈した桜が成長したものだそうです。海外では散歩をしながら楽しむことが
多く、日本のように桜を眺めながら雑談して楽しんだりお酒や食事を楽しむ習慣はありません。
日本特有のお花見が存在するその理由として、
①島国であるため春夏秋冬がはっきりとあり、その表情豊かな
四季の変化を楽しむことができること
②海外では公共の場での飲酒が法律で禁止されている国も多いが、
日本では美しい景色を眺めながら宴が可能であること
③お花見を楽しんだあとは掃除し、マナーをきちんと守るところ
これらのおかげで日本ならではのお花見が実現されているそうです。
いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。
医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。
世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
※アンチエイジングとは抗加齢のことです。
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