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板倉新聞

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肺炎



これからの季節、とくに注意が必要な「肺炎」。
肺炎とは細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症です。
風邪の症状とよく似ており、実際風邪から肺炎になることもあります。
症状は、まず咳が出てそれに伴って咳や痰が出て人によっては息苦しさや
胸に痛みが出ることもあります。
風邪は一週間以内にピークがきてその後、徐々に治まるのがふつうです。
一週間を過ぎても高熱が続くような場合は肺炎の疑いもありますので、早めに
医療機関を受診するようにしましょう。

高齢者の方は、肺炎球菌でからだの抵抗力が弱まったときなどに感染しやすく
なります。そして高齢者の肺炎は症状が出にくいのも特徴です。
熱が出ないこともあるため少しでも異変に気づいたらすぐに受診してください。

一方、40代以下の肺炎の原因で圧倒的に多いのがマイコプラズマです。
集団生活で感染することが多いため、お子さんがかかって、家族に感染する
ケースがよくあります。頑固な咳が長く続きますが比較的軽症であることが多く
抗生物質などの内服薬で治すことができます。
ただ、解熱剤で熱が下がるとすぐに仕事に出てしまう方が見受けられますが薬の作用で
熱が下がっているのであって、病気が完治しているわけではありません。周囲に菌を
感染させることもあるので薬は処方どおりに飲みきり休養と栄養をしっかりとってから
復帰するようにしましょう。

○マスクの着用
○こまめな手洗い、うがい
○菌の繁殖を防ぐため、口内はつねにキレイに保っておく

この3つを意識して肺炎を予防しましょう。


気になる症状があれば気軽に当院へご相談ください。