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板倉新聞

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慢性便秘症



トイレに行ってもスッキリしない、お腹が張って痛む…。
子どもや若い女性、高齢者まで幅広い年代の人が悩んでいるのが慢性便秘症です。
よくある症状だと思われがちですが、悪化すれば仕事を思うようにできなくなったり、
外出を控えるようになったりと、生活の質の低下にもつながりかねません。

便秘には大きく分けて
①排便の回数が少なくなったり、便が出にくい排便困難症状を呈する機能性便秘

②大腸がんなどのように便の通り道をふさぐことによる器質性便秘
があります。

主な原因
①機能性便秘
食事量(食物繊維)の不足、ストレス等による便秘型過敏性腸症候群など
②器質性便秘
大腸がん、直腸瘤など


日常生活の中でできる便秘対策として、食事や運動など生活習慣の改善のほか、
近年注目されているのは排便の際の姿勢です。
洋式トイレの便座に座って前かがみの姿勢(35度が目安)をとることで、直腸から肛門までが
まっすぐになり、自然に便が出やすくなります。

また、市販の便秘薬は誤った自己判断で使用を続けると、かえって便秘が治りにくくなったり、
大腸過敏など別の病気を引き起こす場合もありますので、便秘でお困りの方は
かかりつけ医に相談し、正しい診断を受けましょう。