おしっこに関する機能には、排尿(尿を出す)蓄尿(尿を貯める)があります。
様々な症状を「下部尿路症状」と呼びますが、
その一つとして「過活動膀胱」があります。
<症状>
・急におしっこがしたくなり、漏れそうで我慢できなきい
(尿意切迫感)
・トイレに行く回数が多い
(頻尿)
・夜中ねているときにおしっこで何度も起きる
(夜間頻尿)
・急におしっこがしたくなり、トイレまで我慢できずに漏れてしまう
(切迫性尿失禁)
症状の発生には、肥満・高血圧・メタボリック症候群が直接あるいは間接的に関わっていることが
わかってきました。
生活習慣病の中でも高血圧を持つ女性に過活動膀胱の重症例が多くなっています。
<治療>
男性では、前立腺肥大が原因の場合もあり、患者さんの状況にあわせて薬が使われます。
尿トラブルの症状を軽くするため、膀胱や骨盤低筋を鍛える方法や、体重を減らすと尿漏れが
改善するという研究結果も報告されています。
何か気になることがありましたら、お気軽に当院にご相談ください。