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板倉ブログ

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2016/09/26 十五夜(長月 September)


9月というと夏の終わり、秋の始まりというイメージがあります。
しかし実際には残暑が厳しい日もあります。
秋分の日を過ぎたあたりから涼しくなるともいわれています。

さて9月の風物詩といえばどんなものを想像しますか?
様々な風物詩がありますが今回は十五夜についてお話ししたいと思います。

十五夜とは旧暦の8月15日(現在の新暦では9月15日)前後に訪れる
満月の日のことを十五夜といいます。
満ち欠けする月の様子や作物が月の満ち欠けとともに成長することから、
農作物の収穫、物事の結実、先祖とのつながりを連想し、それぞれに感謝し
祈るようになったのが十五夜です。
十五夜の夜は月を眺める舞台となる「月見台」を用意し、じっくりとお月見を楽しむのが、
基本です。
縁側やベランダ、窓辺など美しい月を眺められる場所に月見台を置き、
三方に月見団子や里芋、果物などのお供え物を飾って、家族みんなで月を楽しむのが、
古くから続く十五夜の楽しみ方だそうです。
しかし最近の住宅事情を考えると、お団子を飾るような場所が家の中にはないという方も
多いと思います。
そうした場所にはうさぎモチーフの小物を飾ったり、テーブル周りに月に関するものを
置いてみるのもいいですね。
今年の十五夜は天気の関係で少し雲がかかっていましたが、来年はきれいに見えることを
期待したいですね。

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