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板倉ブログ

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2017/2/22 節分 (如月 February)


暦上では立春が過ぎ、少しずつ日が長くなり春がすぐそこまで来ていますね。
朝晩と日中の温度差で体調を崩しやすいので
お体を冷やさないようにお気をつけてお過ごしください。
さて今日は節分についてお話しします。



ではまず節分とは?ということで改めて由来について調べました。
節分とは、季節を分けるという意味があります。言いかえると、
季節の変わり目ということですね。日本には四季(春夏秋冬)がありますので、
季節の変わり目というのは年に4回あります。各季節の始まりは、
立春、立夏、立秋、立冬で、それぞれの前日が節分と呼ばれています。
ということは、節分も年に4回あることになりますが、現在の節分は
2月3日の1回ですよね。その理由は旧暦では立春が一年の始まりとされていて、
その前日の節分が一番メジャーになったと言われています。
現在でいう、節分は大晦日、立春は元日だった訳です。
これから始まる新しい1年の前に、不幸や災いのない一年になるようにと
願いを込めてこの時期に節分が行われるのです。

次に恵方巻についてですが、もともとは大阪が発祥だそうです。
節分に太巻き(巻き寿司)を食べると縁起が良いとされたことが始まりのようで、
その後太巻きを節分の夜にその年の“恵方”に向かって無言で、願い事を思い浮かべながら
丸かじりするのが習わしとされたそうです。大阪が発祥ということで関西では
馴染みがあったのですね。このときに向く方角“恵方”というのはその年の福を司るという
歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角だそうで、この方角を向いて事を行えば
万事が吉となるとも言われているそうです。ちなみに“恵方巻”という名前の由来は
“丸かぶり寿司 恵方巻”からきているそうです。

ここ数年では全国でも恵方巻を食べる風習があるようですが、皆さんは恵方巻を
食べられましたか?今年は終わってしまいましたが、また来年の節分の日には
その年の歳徳神の方角を向き、願いを込めて丸かぶりしてみましょう!

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