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板倉ブログ

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2014/7/22 祇園祭 (文月 July)

荒れた天気が続き、蒸し暑く感じる季節となりました。

さて、「早く梅雨が明けてほしい」と私が思う時に連想するのは、祇園祭です。
日本三大祭りの一つであり、豪華さや祭事が1カ月にわたる
大規模なものであることでも有名です。
今年から山鉾巡行が変わることは、皆さんご存知ではないでしょうか。
7月17日の前祭巡行(23基の山鉾)と24日の後祭巡行(10基の山鉾)の
2度の巡行が行われます。

今回ブログを作成するにあたり、祇園祭のことを調べました。 病魔退散、災厄の除去を祈るお祭りだと思っていました。
大雑把に言うと間違っていないのかもしれません。

今から約1100年前、貞観11年に京洛に疫病が流行し、庶民の間に病人、
死人が多数出たとのことです。
これは、牛頭天皇(ごずてんのう)の祟りであるとなり、そのご機嫌をとる為
神を祀り、祇園社(八坂神社の前身)を信仰し、病魔退散を祈願したそうです。
その方法は、日本全国の国の数に準じて66本の鉾を作らせ、
それを神泉苑に送り、悪疫を封じ込める御霊会を行ったのが
始まりであるとされているとのことです。

お祭りの雰囲気を楽しむだけではなく、時代背景を少し知っているだけで、
また違った見方ができるのではないでしょうか。
身近な人を含め、皆が元気に病気にかかることがないようにと祈り思える
祭事の一つなのだと思います。

今年も残り半年を切りました。
夏本番がそろそろ始まるのではないでしょうか。
このブログを読んでくださっている方をはじめ、
皆々様が日々を元気に過ごせることを願っております。

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