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板倉ブログ

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2018/11/26 旬の食材 (霜月 November)


11月もあっという間に中旬を過ぎ、朝晩の冷え込みはさらに厳しくなってきましたね。
冬の準備の助走期間を迎えます。この時期には体内を温める食べ物をしっかり取り、呼吸気管の保護に努めることが大切です。免疫力が低下すると風邪をこじらせ肺炎に…という状況になりかねません。
滋養豊かな食材で免疫力を強化しましょう。

そこでいくつか11月の旬の食材をご紹介いたします。




○大根

スーパーの店頭では一年中見かける大根ですが旬は11月からで 、寒い時期の大根の方がみずみずしくて甘味も強いので、煮物や和え物、サラダなどにも幅広く活用できるため、おすすめです。
ビタミンCや消化酵素なども豊富に含まれる健康的な食材です。
大根は旬の食べ物が盛り沢山の11月に、ちょっと疲れ気味の胃腸に優しい、美味しくてヘルシーな王道の季節の食材となっています。

大根の場合ですが、生のものと切り干し大根の栄養価を比較すると、カリウムは約15倍、カルシウムは約20倍、食物繊維は約15倍、鉄分にいたっては約50倍にもなります。
干し野菜は簡単に実践でき、完全に乾燥させなくても問題ありません。
少しの水分を飛ばすだけでも効果があるので、ぜひ実行してみましょう。


○みかん

11月頃からの晩秋から冬にかけて本格的な旬となる果物でビタミンC豊富で寒い時期の風邪予防や、美肌効果にも有効です。


○りんご

食物繊維が豊富で皮も一緒に食べるのが理想だそうです。りんごはジュースにしたり加熱をしたりしても栄養分は変わらないと言われているので、生のりんごだけでなくジュースや焼いて食べるなど、色々な食べ方を楽しむのもよさそうです。

○ きのこ類

松茸など秋の味覚と言われるきのこ類は9月~11月が旬と言われています。
きのこの種類によって栄養の違いはありますが、すべてのきのこに共通していることは低カロリーであり、水分、ビタミンB1・B2・Dなどのビタミン類、カリウム、リンなどのミネラル類、食物繊維などの成分が多く含まれています。
また抗がん作用があるとして注目されているβグルカンが含まれています。
ビタミンB群は疲れを取り除く効果が期待されています。またビタミンDはカルシウムの吸収を高め、骨の強化に効果的です。
ミネラル類であるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出し高血圧やむくみの予防に効果が期待されています。
リンは骨や歯を構成する材料になります。
さらにきのこに含まれる食物繊維は、体内の有害物質やコレステロールを体外に排出する働きがあります。 きのこは種類が豊富にあり食感や味にクセがないため、和洋中どの調理法でも美味しく食べることができる食材です。さらに低カロリーなため、かさ増しとして使われることも多い食材です。
きのこに含まれるうま味成分は、水で洗うことで流されてしまうため、汚れているところを布巾などで軽く拭きとるのがオススメだそうです。


是非、旬の食材で免疫力をつけて、これからの寒い冬に備えましょう。


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