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板倉ブログ

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2019/05/21 梅雨 (皐月 May)


梅雨とは春と夏の間で雨が多く、
晴れる時間が少ない季節のことをいいます。
梅雨の語源には
・ちょうど梅が熟する頃の雨だから
・雨が降ってカビが生えやすいので黴雨と書いた(黴はカビのことで、「ばい」と読む)
などがあげられます。


では次に「ばいう」と「つゆ」、読み方が2つあるのはなぜでしょう。
元々は「ばいう」として中国から伝わり、江戸時代に「つゆ」という発音が生まれたようです。
「つゆ」の由来は「雨が降って草に露(つゆ)が溜まるから」という説が有力だそうです。
梅雨は湿気が多くじめじめして苦手な方も多いかとは思いますが、
農家の人にとっては、稲作に必要な水をもたらすものであり、
都市で暮らす人にとっても、カラ梅雨は夏の水不足をもたらすので、
梅雨もなくてはならない大切なものです。
ただ梅雨の湿気は、蒸し暑く感じるわりに体には“冷え”をもたらすので注意が必要です。
体を冷やすとさらにむくみも進行するという悪循環に陥ります。(むくみとは、
水がたまって冷えている状態をいいます。成人の体の60〜65%は水でできており、
水分をぐるぐる循環させながら生きていますが、循環に滞りがおきると血管や
リンパ管から水分がにじみ出し、細胞の周りにたまってしまうのです。)
自律神経のバランスが乱れて倦怠感や食欲不振、頭痛や古傷が痛むといった
さまざまな自覚症状を引き起こします。まずは体を冷やさないように気を付けましょう。
冷たい飲み物を避けたり、長めに湯船につかるなども効果的です。

梅雨の時期も自分の体の変化に注意し過ごしていきましょう。

何かお困りの際やご相談があればいつでも当院へお越しください。

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