12月の別名

今回は、12月(師走)の別名、異名、異称を調べてみました。

・晩冬(ばんとう)

「冬の終わりの月」という意味があります。

旧暦の季節の分け方は、1月・2月・3月が「春」、4月・5月・6月が「夏」、7月・8月・9月が「秋」、10月・11月・12月が「冬」ですので、12月は冬の終わりの月にあたります。

 

・梅初月(うめはつづき)

梅が咲き始める月という意味があります。

・春待月(はるまちづき)

旧暦では12月は冬の最後の月で、次の季節は春です。春を待つ月という意味があります。

 

・歳極月(としはすづき)

一年の最後、歳の終わりという意味があります。

 

・苦寒(くかん)

「苦寒」とは、寒さが厳しい様子、寒さに苦しむという意味があります。

旧暦12月は立春(2月4日ごろ)の直前で、一年で最も寒い時期ということでこう呼ばれるようになったそうです。

 

 

年末年始の準備のために忙しい人も多いでしょうし、気持ちも慌ただしくなるのが12月ですよね。忙しさに加えて、寒さも厳しくなるので体調を崩しやすくなります。しっかり寒さ対策をして体を冷やさないよう気をつけて過ごしましょう。