時間管理

すっかり秋めいてくる10月、みなさんはどのように過ごされていますか?

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋と何かを取り組むに良い季候ですね。

 

ところで『7つの習慣』(スティッブン・R・コヴィー)という本では時間管理の方法として、毎日の活動や予定を、緊急性と重要性に応じて4つの領域に分類しています。

 

第一領域 緊急性も重要性も高いもの(最優先でやらなければならないこと)

第二領域 緊急性は低いけど、重要性の高いもの(やろうと思っていてもなかなか手に付かないこと)

第三領域 緊急性は高いけど重要性の低いもの(雑多な仕事、面倒な頼まれごと)

第四領域 緊急性も重要性も低いもの

 

「1日が25時間になったとして、あなたは増えた1時間を何に使いますか?」という問いに対し、ほとんどの人は筋トレや資格の勉強など第二領域に属するものを答えるといいます。つまり第二領域は重要な事柄でありながらも、普段の生活の中では結局手つかずで終わってしまいかねないものが多いということです。いくら想像しても実際に時間は増えるわけではないですが、この質問に答えてみることで本来のやりたかったことが改めて見えてくるといいます。

 

生活の中で上のような分類を意識してみると、やろうと思っていてもなかなか手をつけられていないことを行動に移すきっかけになるのではないでしょうか。