食品表示について

スーパーなどで食品を購入する際、その商品の情報が記載された食品表示をチェックしていますか?

 

食品表示は、その食品に関する情報を掲載したものです。

その食品の名称、原材料や原産地、栄養成分や添加物らアレルゲンなど、さまざまな情報を知ることができます。

 

近年の日本では、メタボリックシンドロームや生活習慣病と診断される人が増えています。その原因に、食生活の乱れを指摘されることは少なくありません。

食品表示を参照すれば、ふだんの食生活を省み、栄養バランスのとれた食事を心がけられます。

 

食品表示について知って健康づくりに役立てましょう。

 

 

栄養成分表示は、その食品に含まれる栄養成分の種類や量を一目で確認できるようにまとめられたものです。

栄養成分として熱量(エネルギー)、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウムの5種類はよく表示されています。

ただし炭水化物については、代わりに糖質と食物繊維が表示されている場合もあります。

その場合は糖質と食物繊維の合計が炭水化物に相当します。

熱量はキロカロリーという単位で表示されるもので、俗に「カロリー」と呼ばれます。

生物が体を動かすために必要な活動の源で、運動すれば熱量(カロリー)は消費されます。

しかし、運動不足や過剰摂取で消費しきれないと、脂肪となって体に蓄積されていきます。

そうなると肥満や生活習慣病の原因になるので注意が必要です。

 

摂取量の目安は、成人でおよそ1800〜2200キロカロリー程度とされていますが、性別や年齢によって変わってきますので、自分に見合った量を摂取するようにしましょう。

 

タンパク質、脂質、炭水化物は、食品の三大栄養素と呼ばれるものでどれも体内に入ると熱量に変わります。

栄養成分表示にある熱量も、この三種の栄養素から計算されています。

熱量の摂取は量だけでなく質をみることも大切です。

どれかに偏らないようバランスよく摂りましょう。

 

 

次回のブログでは塩分、アレルゲン情報についてお伝えします。