温かいドリンク
暑い夏には熱中症対策として、冷たい飲み物をとりがちですが、
気温が下がる秋からは温かい飲み物をじっくりと味わってみませんか。
温かい飲み物をとると胃腸が温まり、体の働きが活性化します。
また、体温が上がると免疫力が上がるといわれています。
白血球は免疫をつかさどる細胞で、体内に侵入したウイルスや細菌から体を守るなど、様々な働きをします。
体温が上昇すると白血球の働きが活発になります。病気の際に発熱するのは、体温を上げることで免疫力を上げるためです。
体を温めるように心がけることが健康につながります。
また、私たちの体は、体重や年齢にもよりますが、1日に2.5Lの水分を必要としています。
食べ物から約1Lの水分を吸収、体内で0.3Lの水がつくり出されますので、残り1.2Lほどの水分補給が必要です。
温かい飲み物をいろいろ味わいながら、水分をとるようにしましょう。
温かい飲み物の中でも、究極的にシンプルな飲み物、それが白湯です。
胃腸を温めてくれるだけでなく、体の中の老廃物を洗い流し、デトックス効果が期待できます。
腸の中も洗い流してくれるので、お腹の調子も整えてくれます。
体が目覚め始める朝に飲むのが効果的ですが、食事中や食間に飲んでもOKです。
食べたものの消化を促してくれます。飲み過ぎると体内に必要な成分が排出され過ぎるので、1日0.8L程が目安です。