長時間、脚(太ももから下)を動かさないでいると脚の静脈血の流れが悪くなり、
そこに血の固まり、すなわち“血栓”が発生します。これを「深部静脈血栓症」といい、
エコノミークラス症候群ともいわれています。
高齢、肥満、がん、手術後、妊娠・出産、けが、避難生活、脚の麻痺、
避妊薬を飲んでいる方、血が固まりやすい体質の方などに発症しやすい病気です。
症状がないことも多いですが、ほとんどの場合、片脚のふくらはぎや
太ももに腫れやむくみ、痛みが出たり、皮膚が赤くなったりします。
予防には、歩行や足首の運動、脱水を避けることなどが有効です。
例として予防対策をご紹介しますので、脚を長時間動かさないような時はぜひ活用してください。
① つま先を下に向け足の甲をゆっくり伸ばす
② つま先をゆっくり上げる
③ 足首をゆっくり回す
④ 両足を伸ばした状態から片足ずつ脚を伸ばしたり曲げたりする
血栓ができてしまったら、血を固まりにくくする薬で治療します。
血栓により血管が詰まると命に関わることもありますので、
気になる症状がある時は、早めにかかりつけ医に相談しましょう。
いま、日本人の多くが高血圧、糖尿病、心臓病、喘息などの慢性疾患を抱えています。また加齢に伴う脳の疾患も増えています。
こうした病気を早く見つけて適切な治療をするとともに、病気にならないよう毎日の生活を見直し栄養や運動など生活習慣を改善することも忘れてはいけません。
医療法人 創志会(しくま脳神経外科クリニック・板倉内科医院)は、皆さまやご家族の「かかりつけ医」として、地域とともに歩み、ともに生きる医療を目指しています。これからも新しい医学研究の成果を取り入れ、患者さまの立場に立った診療・治療、アドバイスを行ってまいります。
世界一の長寿国といわれる日本。
いつまでも若々しく元気でいるためにも、脳の健康を保つことが大切です。
年齢を重ねるごとに現れるさまざまな症状が「病気なのかどうか」
を、まず知ること。
そして早めの治療で「健康で元気な」毎日を過ごしましょう。
※アンチエイジングとは抗加齢のことです。
●脳神経外科専門外来
(脳腫瘍・脳卒中・てんかん指導など)
●セカンドオピニオン外来
(脳神経外科疾患の治療・手術適応の検討・脳神経外科手術の専門医紹介など)
●脊髄・脊椎外来
(脊椎症・椎間板ヘルニア・脊椎狭窄症など)
●頭痛、肩こり、腰痛外来
●めまい・ふらつき・耳鳴り外来・もの忘れ外来
●生活習慣病、脳下垂体(内分泌)外来
●脳ドック
しくま脳神経外科クリニックホームページはこちら
COPYRIGHT(C) 京都市西京区にある板倉内科医院 ALL RIGHTS RESERVED.