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板倉新聞

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睡眠力



脳と体を休めるためには欠かせない“睡眠”。
ところが日の長い夏の時期は、熱帯夜などの条件も重なって十分な睡眠時間を確保しにくい
傾向にあります。睡眠の重要性、快眠のコツを知って快眠力を高めましょう。


△睡眠不足は万病の元
睡眠不足で「だるい、調子が悪い」という経験は誰でもあるかと思います。
実は、睡眠不足が続いた時の脳の低下は、お酒を飲んで軽く酔っている状態に相当すると
いわれます。睡眠は人体にとっての≪最大の癒し≫です。
免疫力の低下にもつながるため睡眠不足は万病のもとです。

△睡眠力で大事なのは日中
良質な眠りを得るためには日中の生活が大切です。寝つきを良くするためには、日中に
太陽の光を浴びること、軽く運動すること、起きる時間を一定にすることを心掛けましょう。
就寝30分から1時間前の入浴もポイントです。体温が調節され睡眠の準備に入ることができます。

△夏は睡眠中の熱中症にご注意
睡眠中は水分補給ができず、気が付かないうちに脱水症状が進み、熱中症になってしまう
可能性があります。熱帯夜には睡眠中にペットボトル1本分の汗をかくこともありますから
たとえ喉の渇きをそれほど感じていなくても、就寝前には意識して水分をとり、起床後にも
水分補給を行いましょう。「お風呂上りにビール!」という方もいるかもしれませんが、お酒は
利尿作用があるため水分がかえって不足してしまいます。必ず水やお茶などで水分補給しましょう。


当院受付のカウンターに「板倉内科医院だより」があります。第54号(夏号)には、
睡眠についても載っていますので、是非手に取って読んでみてください。