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板倉ブログ

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2019/03/25 春分の日 (弥生 March)


春分の日の由来は、明治11年、太政官布告23号で定められた
春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)という祭日が始まりです。
春季皇霊祭とは、この日に皇室で行われる歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式のことです。




この春季皇霊祭は皇室の行事ですので、昭和23年7月20日に「国民の祝日に関する法律」が
制定されるときに、「春分の日」と改められました。
この法律の制定から春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」国民の祝日とされました。

春分は、昼と夜が同じ長さになる日です。
昔の人は、自然に感謝し春を祝福する日だと感じていたようです。
それは、長い間冬眠をしていた動物たちが動き始め、人々もやる気に満ち溢れている時期です。

春分の日には太陽は真西に沈むため、その太陽を礼拝して思いをはせたのが始まりで、
ご先祖様を供養するようになっていったようです。

また、春分の日は彼岸の中日とも言われており、春分の日の前後3日間を合わせた7日間を
お彼岸と言われます。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、寒さが続いてきていたのが、
お彼岸を過ぎると次第に和らいできます。また、春分を過ぎたことで、
昼の時間が徐々に長くなっていきます。

まだまだ寒い日は続きますが、桜が開花するなど自然の中に
少しずつ春を感じられるようになっていきます。
春分の日をきっかけに身近に訪れる春を探してみてはいかがでしょうか。

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