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板倉新聞

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トランス脂肪酸


間食についつい手が伸びてしまいがちな菓子パンやスナック菓子。実はそれらを多く摂取することで、
あるリスクを高めてしまう、大きな落とし穴があったのです。

<トランス脂肪酸とは?>
不飽和脂肪酸と呼ばれる脂質の一種。
天然にできる(牛、羊の胃の中の微生物により作られる)もの、加工・精製し(植物油の脱臭処理の工程、
又は固まりやすくする際)できるものなど、タイプがあります。

<含まれる食品>
菓子パン・バター・マーガリン・ケーキ・ポテトチップス・クッキー・牛肉 マヨネーズ・・・など

<高めるリスク>
トランス脂肪酸を含む、上記で挙げたような食品を取りすぎると、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)
が増える一方で善玉コレステロール(HDLコレステロール)が減っていってしまいます。
摂取しすぎると生活習慣病を引き起こしやすいと共に、動脈硬化、心筋梗塞など重大な病気を呼び起こす
可能性が大きくなってしまいます。

<自身で摂取に制限を>
トランス脂肪酸の摂取の目安としては一人一日当たり約2g未満。外国に比べ日本全体としてみれば摂取量は
基準を下回るようですが、個人としてみれば、男性で2割、女性で3割が基準を超えてしまっている様です。

現在、日本でトランス脂肪酸の含有量の表示義務はありません。なので、食品を見て、これは多い、
少ないの判断はしにくいものとなっています。
しかし、菓子パンやスナック菓子を取りすぎない、バランスの良い食生活を心掛けるなど個人の注意で
予防することが出来ます。塩分の取りすぎにも注意すると良いでしょう。

もしかして自分は摂りすぎているのでは?と思ったら、少し摂取を控えてみる。
今後の自分の為にも、注意してみてはいかかでしょうか?