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板倉新聞

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痒みの原因



誰もが一度は経験したことがある痒み。
「痒み」、と一言で言っても、虫刺されによるもの、衣服の摩擦によるものなど様々なものがあります。
このように、皮膚が痒くなる原因は、外からの刺激だけでなく、内臓に疾患があることが原因の場合があります。


<肝臓が原因・・・?>
肝臓の状態によって、痒みが発生することがあります。
肝臓には、体内の成分である胆汁酸を体の外に捨てる働きがありますが、それが正常に機能しない時に痒みが出てしまうことがあります。
また、肝臓が原因となる痒みは、お腹や背中、手足全体が痒くなります。


<主に原因になる病気>
・慢性肝炎、肝硬変・・・肝臓の働きのその物が悪くなる
・原発性胆汁性肝硬変、胆管結石、胆管がん・・・胆汁を体の外に捨てる通り道となる胆管が詰まる


<対処法>
虫刺され、アレルギーなど他に明らかなものがあれば、肝臓病による痒みではない可能性があります。
ですが、もしかして・・・?と思った場合は、血液検査で肝臓が原因なのか、はっきりさせるのも良いでしょう。

治療法としては、塗り薬、飲み薬が挙げられます。
また、皮膚を保湿すること、掻かないようにするということも大切です。


心当たりがないのに全身に痒みがある。
そんな時は、かかりつけ医に相談してみましょう。