板倉新聞

慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）

慢性閉塞性肺疾患（COPD）とは喘息と似た症状を示し、肺の中で酸素と二酸化炭素を交換する肺胞が
炎症でつぶれ呼吸がしにくくなる病気です。

＜原因＞
・喫煙（原因の90％を占めます）
・大気汚染
・職業的な塵埃、化学物質


＜症状＞
・慢性の咳
・痰が続く
・階段の上り下りなど体を動かした際の息切れ
・喘鳴があり呼吸の度にゼーゼー、ヒューヒューがある


＜治療法＞
・禁煙
・薬物療法による気管支の拡張
・感染症予防


この病気は緩やかに進行する一方で、回復して元に戻ることはありません。
しかし、早期に発見して治療をし進行を遅らせることで、
少しでも楽に日常生活を送ることが可能になります。
少しでもお悩みのある方は、お気軽に受診してください。