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板倉新聞

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高齢者の熱中症

都市部のヒートアイランド現象などの影響で、熱中症になる人は増加傾向です。
救急搬送される人で特に多いのは高齢者の方です。
今回は高齢者の方にスポットを当てたいと思います。

<原因>
・汗をかく能力が衰えている。
・筋肉が減り、発汗の効率が悪い脂肪の割合が増えている。
・細胞内の水分量も減っている。
・体の異常に気付きにくい。

<対策>
・天気予報をチェックし、温度計を見やすい場所に置いておく。
・窓は閉め切らずに通気を良くする。
・窓を開けていても涼しくならない時は、我慢せずにクーラーをつける。
・喉の渇きがなくても、こまめに水分補給
(日中はコップ半分を1時間に1回程度)
・外出時は、日傘や帽子を使い日陰を歩く。

また、かくれ脱水に注意しましょう。
「かくれ脱水」とは、本人が気付かないうちに体内の水分が足りなくなっている状態を言います。
日頃から、こまめな水分補給を心掛けましょう。