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板倉新聞

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDは、肺に慢性的な炎症が起き、肺がゆっくりと壊れていく病気です。
慢性気管支炎と、肺気腫を合わせてCOPDと呼びます。
気管支の炎症や、肺胞(酸素を取り入れたり、二酸化炭素を排出するための重要な臓器)の破壊が進むほど、肺の働きは低下します。
 そして、一度壊れた肺胞や気管支は、元の正常な状態には戻ることはありません。

原因
COPDの最大の原因は喫煙です。
多くの有害物質を含むタバコの煙を吸い続けると、気管支や肺は慢性的な炎症状態になり、肺は壊れていきます。自分は喫煙しなくても人の吸ったタバコ煙を吸い込むことでもCOPDのリスクは高まるといわれます。

症状
・かぜでもないのに咳や痰が続く
・かぜをひきやすく、長引きやすい
・坂道や階段を上ると息切れがする
・同年代の人と比べて歩くのが遅い、歳のわりに疲れやすい
・動くとドキドキする事がある
・呼吸をすると、のどや胸がゼイゼイ、ヒューヒューという音がする

治療
COPDは、喫煙をやめてもゆっくりと進んでいく進行性の病気ですが、適切な治療(投薬など)によって進行を遅らせる事ができます。
COPDにとって禁煙は最大の治療です。

当院では、COPDの検査や、投薬治療なども行っています。
少しでも気になる事があれば、お気軽にご相談下さい。