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板倉新聞

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皮膚の感染症



ジメジメした梅雨時、皮膚にはさまざまな病原体が付きやすくなします。
そこで特に気を付けたい症状を紹介します。

水虫(足白癬)
白癬菌というカビが皮膚表面に寄生することで発症する疾患です。
痒みを伴う水ぶくれができ、皮がむけます。
特に蒸れやすい足の小指の股や足の裏でおこりやすく白くふやけてただれることもあります。
正しい治療をしないと水虫の所がかぶれて感染し、足が腫れ、痛みで歩けなくなることもあります。
予防には、外出から帰った時に足を洗います。
家族に水虫の人がいる場合は、脱衣所などでは別の足ふきマットを使いましょう。

とびひ(伝染性膿痂疹)
乳幼児に起こりやすい疾患で、皮膚が赤くただれ、かさぶたができます。
カサカサした皮膚や虫さされをかいていると、皮膚に傷がついて黄色ブドウ球菌という細菌が皮膚のうえで繁殖します。
かいていると、どんどん周りの皮膚にうつるので「とびひ」と呼ばれます。
とびひになってしまったら、患部を石鹼の泡で洗浄後シャワーで洗い流し、薬を塗ってカーゼで覆います。
症状によっては飲み薬が必要になることもあります。

気になる症状があるときは早めにかかりつけ医に相談しましょう。