虫刺され
野山や公園、家の庭など身近な場所にも人に被害を与える虫がいます。
野山にはスズメバチやアシナガバチ、草むらや林にはマダニがいるかもしれません。
虫に刺されたり咬まれたりすると、かゆみ、痛み、腫れなどが起こります。
その原因には
①刺される(咬まれる)という物理的な刺激
②虫の毒成分の刺激
③虫の唾液成分や毒成分に対するアレルギー反応
の3種類があります。これらのうち、アレルギー反応によってかゆみが起こります。
痛みやかゆみが軽い場合には、刺された場所を水で洗い流して清潔にし、かゆみ止め外用薬を塗ります。
患部を冷やすとかゆみをある程度おさえられることもあります。症状が強いときには速やかに医療機関を受診しましょう。
~虫に刺されないために~
家の庭や公園、野山に行く際には夏でも長袖、長ズボン、帽子、手袋などを着用して肌を露出しないようにし、虫よけ剤を上手に使用しましょう。マダニに刺されることによってウイルスなどの病原体に感染することもあるので、普段から虫刺され予防を心がけましょう。
気になる症状がございましたら当院へご相談下さい。