帯状疱疹

帯状疱疹は、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれます。

帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こり、水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

 

[症状]

皮膚症状の経過

・赤い斑点のあらわれる数日〜1週間ほど前から、皮膚の違和感やピリピリ感などの神経痛を伴うことがある。

・そのご、強い痛みを伴い、身体の片側の神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれます。軽度の発熱やリンパ節の腫れなどがみられることもあります。

・続いて赤い斑点上に水ぶくれがあらわれます。水ぶくれは破れてただれた状態となり、かさぶたへと変わります。

・皮膚症状が治った後も、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残ることがあります。

 

[治療]

抗ヘルペスウイルス薬を中心に行われます。これは、ウイルスの増殖を抑えることにより、急性期の皮膚症状や痛みなどをやわらげ、治るまでの期間を短縮します。

 

何か気になることがありましたら、お気軽に当院にご相談ください。