光接触皮膚炎
光接触皮膚炎とは、薬剤を外用した後に紫外線を浴びることにより生じる、
紅班、かゆみ等の症状を伴う皮膚炎です。
ケトプロフェン外用剤(モーラステープ)をはがした後、貼った部位を日光(紫外線)に
あてると光接触皮膚炎が発現することがあります。
ケトプロフェン外用剤(モーラステープ)による、光接触皮膚炎を防ぐために以下の点を
ご注意ください。
- テープをはがした後、少なくとも4週間は貼ったところを日光(紫外線)にあてないでください。(曇りの日でも注意してください。)
- 医師から指示された部位以外に貼らないでください。
- 処方された人以外が使用してはいけません。他の人が使うと思わぬ副作用(喘息発作等)がでたり、効果が出ない可能性があります。
光接触皮膚炎はアレルギー反応であるため、紫外線にあたれば誰でも発症するわけでは
ありません。
発症した場合でも、適切な治療を受ければ症状は治ります
又、原因物質の使用を避ければ、屋外活動もできます。
何かお困りの症状がございましたら当院へご相談ください。