乾癬(かんせん)
- 乾癬の症状
皮膚に赤く盛り上がった発疹ができ、しばしばかゆみを伴います。
表面には白いふけのようなものがついたり、ときには銀色のかさぶたのようになります。発疹は頭部、爪、ひじやひざ、すねなどのできやすく、患者さんによっては、
全身に膿疱ができて発熱したり、関節が痛むこともあります。
感染する病気ではないので、他の人に感染することはありません。
- 主な治療法
外用療法、内服療法、紫外線療法、注射療法などがあり、病気の状態や生活状況に
応じて治療を組み合わせて行います。
悪化と軽快を繰り返すので、根気よく治療を続ける必要があります。
- 悪化させないための注意点
皮膚を良い状態に保つことが大切です。そのためには、バランスの良い食事と
十分な睡眠を心がけ、食べすぎ、強い香辛料、過度の飲酒、喫煙は避けましょう。
入浴の際は、こすりすぎると症状が広がったりするので、やさしく洗うよう
注意してください。
適度な日光浴は効果的ですが、急激な日焼けはよくありません。
症状が急に悪化したり、心配なことがあるときは、早めに主治医を受診しましょう。
何か気になる症状がございましたらご相談ください。