カサブランカ

今回はこの時期に咲くカサブランカについてお話しします。

 

カサブランカは草丈1m~2mの耐寒性球根植物です。ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、明治時代に日本から輸出されたタモトユリを1970年代に

オランダで改良された栽培品種です。その真っ白で優美な姿と特徴のある香りは、世界的にもブームになるほどの人気の植物となりました。

その特徴は、うつむきかげんに大きな花を咲かせ、花の内側に小さなつぶつぶがあり、花粉は大きくオレンジ色をしています。花粉は手や衣服などにつきます。

香りに強い芳香があり、葉は艶がある濃い緑色をしていて、長さは15㎝程のボート型をしています。

カサブランカは日本だけではなく、海外でも冠婚葬祭などにもよく利用されている人気が高い植物です。

 

カサブランカは長時間の直射日光や西日などの強い日差しが苦手で、半日陰や明るい日陰で管理します。

午前中に日が当たり、午後から日陰になるような環境が理想的です。

 

 

カサブランカはスペイン語で白い家という意味を持ち、スペインの白い家をイメージしてつけられたそうです。

 

 

カサブランカは球根植物なので、秋頃に植えつければ、翌年の夏頃には美しい姿を見せてくれます。

来年の夏に向けてカサブランカを植えてみてはいかがでしょうか。