秋の味覚~キノコ~
今回は低カロリーな秋の味覚、キノコについてお話しします。
キノコは低カロリーで食物繊維が多いため野菜と勘違いされがちですが、葉緑素をもたない胞子で増える菌類なのです。
現在私たちがよく食べているキノコの多くは、人工栽培されたものです。
日本初の原木栽培は400年前の江戸時代にエノキタケで成功しました。
その後、おがくずを使った菌床栽培法も確立し、キノコはより流通しやすい身近な食材になりました。
人口栽培の方法が確立されていないキノコは、収穫量が少ないため高額で取引されます。
香り高さで人気のマツタケなどはその代表です。
キノコは低カロリーではありますが栄養豊富で、ビタミンD、ミネラル、食物繊維などを多く含んでいます。
ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を促進する働きがあります。骨の形成を助けてくれるので、骨粗鬆症の予防によいでしょう。
また食物繊維にも注目です。
食物繊維は腸内の環境を整える働きがあるため便秘の改善に最適です。
食物繊維が豊富なキノコは少量でも満腹感が得られやすく、ダイエット中の人にはありがたい食材です。
ただし、食物繊維は消化されないので、食べ過ぎには注意しましょう。
健康によく、ヘルシーな秋の味覚、キノコ。
種類も豊富なので色々なメニューを楽しんでみてください。