認知症予防
2025年には65歳以上人口の5人に1人は認知症になると言われています。
現在、認知症を完全に予防する方策や根本的な治療薬はありません。
しかし、フレイル(虚弱)予防により、認知症の発症を遅らせることができる可能性が示唆されています。そんなフレイル予防のポイントを2回に分けて紹介します。
まず1つめのポイントが運動です。
予防のために定期的な運動を心がけましょう。毎日の散歩等が効果的です。
それが難しい時は、下記の運動を家の中でするだけでも十分な効果がえられます。
◯つま先立ち
10回×3セット
背筋を伸ばしてつま先立ちをしましょう。
◯スクワット
5〜10×2セット
肩幅程度に足を広げ、4カウントでお尻を突き出すようにゆっくり腰を落としましょう。
そのあと4カウントかけて元の姿勢に戻るのを繰り返します。
その際、膝がつま先からでないよう気をつけてください。
◯片足立ち
左右交互に各30~60秒×3回
支えを持ちながら、片足を軽く上げます。
目は閉じないで運動を行なってください。
運動をする際は必ず水分補給を行い、痛みが出た時などは無理せず運動を中止してください。加えて、体調不良時に無理して行うことはやめましょう。
また足元を片付けて、転倒に気をつけて安全な状態で運動をできるよう心がけてください。
次回はその他のフレイル予防ポイントについて紹介します。