認知症予防2

前回に引き続きフレイル予防について紹介します。運動の他に大切なポイントは食事です。たんぱく質は筋肉だけではなく、免疫細胞をつくる材料です。以下の食材から毎食2つ、1食あたり手のひらサイズの量がたんぱく質摂取の目安となります。

魚・肉・卵・牛乳豆腐・スライスチーズ目安の量を気にしながら、お肉や野菜、果物などバランスよく食事をとりましょう。

さらに食事の際は食べる物だけでなく“ 噛む”ことも意識しましょう。柔らかい食べ物ばかり選ぶと噛む力が衰えていきます。また、食事前に口腔体操を繰り返すことも唾液の分泌を促し、口の健康を守ることにつながります。◯口腔体操1.口を閉じたまま、頬を膨らませたり、すぼませる2.舌を「ベー」と出し、口の両端をなめるように左右へ動かすこれを食事の前に5回繰り返しましょう。

体操以外にもおしゃべりをすることは、ストレス発散や口の機能を保つことにもつながります。日々少しでも出来ることから、認知症の予防を始めましょう。