秋のくだもの

さまざまな農産物が収穫される秋は、自然の恵みを感じる季節です。
多くのくだものも秋に収穫期を迎えます。
野菜と同じく、くだものには食物繊維、ミネラル、ビタミンなど、
体の機能を保つために欠かせない成分が含まれています。
その中でも、くだものにはビタミン類、特にビタミンCが豊富で、
柿を1個食べるだけで1日分の必要量を賄えるほどです。
多くの果物が旬を迎える秋に積極的に果物を摂取していきましょう。

では、くだものはどれぐらいの量を食べればよいのでしょうか。
厚生労働省が定める基準では、1日に200gのくだものを食べることが推奨されています。

りんご1個が200~250g、 みかん1個が約100gですので、それを目安に摂取してください。
子どもでも食べやすいので、栄養価の高いおやつとしても、オススメの果物ですが、
気をつけていただきたいのが糖尿病の方です。
糖尿病の人のくだもの摂取量の目標はりんごならば半分、

みかんなら2個が目安になりますので、自分の体に合った量を考えて食事を楽しんでください。

 

秋の果物代表例のりんごは「1日1個で医者いらず」と言われるほど栄養があり、

ヨーグルトなど乳酸菌を多く含む食品を一緒に食べることで便秘を解消する効果もあります。
また、柿のビタミンCについては先ほどもお話ししましたが、

実は果肉以上のビタミンCを含むのが葉です。柿の葉茶などで葉のビタミンCを摂取することができますので試してみてはいかがでしょう。

 

その他梨やブドウ、イチジクなど秋は栄養豊富な果物に溢れています。
おいしく実った果物を日々の食事に取り入れてみましょう。